ご覧くださりありがとうございます。 【21】
どこまでも続く、青い水平線。
観光船もグラデーションで、波に浮かんでます。
グランドオープン当日は、誰もが希望の光を見て、夢を語ってました。
それが時間の経過と共に、落ちます。
まだまだ、止まりません。
切羽詰まってから、始めても苦戦します。
住民からも、不安な声が聞こえて来ました。
観光で訪れたお客さんしか、買い物をしない。
商品の、値段が高い。
道の駅までの、距離が遠いし不便。
etc.
沢山の意見がありますが、要するに、地元のお客さまが、買い物をしづらいと言うことですね。
そこで、ワタシなりに調査しました。
駐車場、ロケーション、外観、悪くないです。
今度は入口から歩いて、見渡した時、一瞬で気づきました。
全く、活気がないことに。。。
ここから、上野・アメ横に発想を飛ばします。
この何とも言えない、胸がワクワクする感じ、雰囲気に吸い込まれるように、歩き進めると威勢のいい掛け声が、両サイドから次々と聞こえて来ます。
でもこの掛け声、耳障りじゃないですよね。
この感覚を、道の駅で取り入れます。
それと商品価格は、下げるよりも、むしろ上げた方がいいくらいです。
何故なら『道の駅はブランド』だからです。
スーパーの場合、他店より1円でも安く消費者に提供したいので、価格競争がありますが、
道の駅の場合は、地元の生産者の熱い思いを、全面的に押し出します。
ワタシが道の駅で疑問に思ったのは、スタッフが商品を並べてるだけで、何の説明もなく、お客さまが買ってくれると思っているところです。
だから地元の住民は、商品が高いと言います。
あなたはどう思いますか?
ブランド商品を売る時は、お客さまが商品を作った人の、ストーリーを聴かせてもらい、お客さまがこの商品を手にするこで、未来に貢献できて幸せになれるんです。
と、説明があって、売り手と買い手が成立します。
もしも説明がなければ、クレームになる可能性があります。
こんな考え方をしたら復活。
道の駅に来るお客さま全てが、10年ぶりに再開する親友だと思って接客します。
そうなると、テンションが上がります。
注意点は、 ワンチャンス しかないので、全身全霊で、お客さま対応します。
そうすると、このような対応になります。
開店前から、スタッフ全員が店舗の前で、お客さまをお出迎えします。
お客さまが、100人ぐらい並び始め、スタッフ全員が分担して、お客さま1人1人に声を掛けます。
わざわざ遠いところから来て頂いて、ありがとうございます。
ウェルカムドリンクを配り、地元文化の裏話をしながらお客さまを対応します。
今日は、ステキな時間を過ごして下さい。
お店に、一歩足を踏み入れたら、元気のいい掛け声、スゴイ活気で、お客さまがこんな道の駅初めてと、驚いてます。
スタッフの知識と説明、毎日お祭りの様な雰囲気を作り、ワクワク感を演出します。
ここの道の駅、なんだか雰囲気いいね。って声が聞こえてきそうです。
お店の中での販売
ご当地商品と軽食セット販売
工場見学とご当地商品セット販売
お店の外での販売
観光船とご当地商品のセット販売。
お店の中でゆっくり、買い物を楽しみたい方と、並ぶよりも早く何かしたいと言う、お客さまがいますので、どちらでも対応出来るようにします。
道の駅に来られなかった家族,友人へのお土産アドバイスをする時に、家族、友人思いですね。と言葉のプレゼントをします。
お客さまが帰る時は、お店の外の担当スタッフが、
私たちのお店に来て頂いて、ありがとうございます。
お客さまにとって,ステキな一日でありますように。
また、お会いできること楽しみにしてます。
その後、お客さまが、お友だちにお土産を渡す時、道の駅の話をきっとします。
また、行きたい。って。。。
あなたにとって、
ステキな一日になりますように。