ご覧くださりありがとうございます。 【22】
誰もが、数えきれないくらい読み聞かせしてもらった、ストーリー。
『ウサギと亀』のイソップ童話になります。
ストーリーの全体的な流れは、
ウサギさんと亀さんが山の頂上を目指して、
走って競争してゴール。
至って、シンプルなゲームになります。
序盤はウサギさんが独走して、亀さんとの距離がひらいて、中盤はウサギさんが油断して、休憩のつもりで仮眠を取り、目を覚ました時にはすでに遅く、終盤は一度も休まなかった亀さんが、目的のゴールを勝ち取った話になります。
ウサギさんが負けたのは何故?
亀さんが勝ったのはどうして?
色んな教訓があると思います。
それでも、
ワタシは、疑問に思ってました。
このストーリーには、
もっと深い話を私たちに教えたかったのでは、ないだろうか?と、
様々な勝負に、勝ち負けはあると思いますが、どんな理由があっても、フェアで闘うからこそ価値があるんだと思います。
あなたは、どう思いますか?
それでは、
勝敗のゲームを巻き戻してみましょう。
山頂を目指して、今スタートしました。
当然、足の速いウサギさんは勢いよく山を走っていきますが、山の中間地点でちょっと休憩のつもりが、眠りについてしまいます。
。。。。。。
ようやく、足音が響いて来ました。
今まで見えなかった、
『本当の真実』は、ここから始まります。
亀さんに、ウサギさんが寝ている状況が目に映り込み、どうしようかと考えた。
それはレースをする前に、ノロマな亀さんに負けるわけが無いと、笑われたからだ。
その反面ウサギさんが、
ボクの闘争心に火をつけてくれたお陰で、
頑張ることが出来たのも事実。
やっぱり、ウサギさんを起こそう。
ウサギさん、起きて、早く起きて、どうしたんだよ。
ウサギさんは、寝ているところを起こしてくれた、亀さんにビックリしてます。
ウサギさんの頭の中では、自分だったら寝ている相手を横目に、走り去っていく姿を想像していました。
でも、亀さんの優しさに触れて、気持ちが変化します。
亀さん、
声を掛けてくれて、ありがとう。
お礼に、僕の背中に亀さんを乗せて、ゴールの途中まで走って行くよ。
そんなことしたら、ウサギさんは体力消耗するから、一緒にゴールまで走ろうと提案しました。
そこで、
お互いに一緒に走ろうと、声を上げました。
『心が通じ合った瞬間』、、、
亀さんは足は遅いけど、ウサギさんの気持ちが分かるから、そっと助けることが出来る。
みんな、素直になりたい。
勝負を超えた、心を掴む優しさ。
実は、亀さんは知ってたんです。
ウサギさんが持久力が無く、途中で寝てしまうことを。
亀さんは童話の絵本を通して、
現代の私たちに、何を伝えたかったのか?
誰でも自分が大切。
ほんの少しの勇気で、
相手に寄り添うことが出来る。
私たちは、
コンピューターやロボットにはなれないけど。
あなたが喜ぶ、
言葉のプレゼントはいつでもあげられる。
もしも、現代版『新、ウサギと亀』の童話を作る時は、相手の心を思いやるストーリーで描きたいですね。
あなたにとって、
ステキな一日になりますように。